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自動車は国民の生活や経済の発展に必要不可欠なものであり、移動や輸送の定着した手段となっているのみならず、レジャーや娯楽にも欠かせない重要な道具としても認識され、 その役割はますます重要なものとなっています。一方交通事故の発生件数も依然として厳しい状況にあり、特に今年1月に発生したスキーバス事故は世の中に大きな衝撃を与え、 国土交通省では、本年6月に取りまとめた総合的対策の中に、特に老朽化したバスを念頭に、車齢に応じた整備をバス事業者に求めていくことを盛り込みました。 また、大型車は自動車の不具合による事故も発生していることから、安全確保のための確実な点検・整備がますます重要となってきます。 さらに、環境面においても排出ガスによる大気汚染や地球温暖化問題への対応が重要となります。 本来、自動車ユーザーには自動車の不具合による事故の防止や環境保全を図るため自動車の点検整備が義務付けられていますが、その実施状況は十分ではありません。 そのため国土交通省や自動車関係団体等で構成する自動車点検整備推進協議会では「自動車点検整備推進運動」を全国的に展開し、特に９月１０月を「自動車点検整備推進運動強化月間」として、CO2の削減効果があるエコ整備の積極的な啓発、また、１０代から３０代の若い世代や女性、車を長期使用しているユーザーなどを重点的に、自動車ユーザーの自主的な保守管理意識を高め確実な点検整備の実施を求めます。 一般ユーザー向けリーフレット（PDF） 大型ユーザー向けリーフレット（PDF） |