道路交通法の一部が改正されました。


                  〜平成20年6月1日から施行〜

 現在、「世界一安全な道路交通の実現」という政府目標達成に向け、さまざまな取り組みが進められています。道路交通法改正もその取り組みのひとつで、昨年の改正では、飲酒運転対策を始めとする悪質・危険運転者対策が強化され、飲酒事故、飲酒死亡事故ともに大幅に減少しています。本年度に入ってからも減少傾向は続き、取り締まりの徹底やハンドルキーパー運動の浸透など各方面の取り組み効果が顕著に表れています。
 今回の改正では、自転車利用者対策、高齢運転者対策等、被害軽減対策、その他規定の整備が強化され、自転車に関するルール改正、自動車後部座席ベルトの重要性、高齢者保護等の点に着目した総合的な対策となっています。
 より良い交通環境をつくるには、私たち一人一人が交通ルールをきちんと理解し、守ることが大切です。一人でも交通事故の加害者、被害者にならないように心がけていきましょう。

 改正の要点を下記からご覧になれますので、ご参考ください。

道路交通法改正の要点

1.自転車の通行等に関するルール改正
2.後部座席シートベルト着用が完全義務化
3.聴覚障害者の免許取得の範囲拡大、聴覚障害者標識の表示が義務化
4.高齢者運転標識(もみじマーク)の表示、75歳以上は義務化
5.違法駐車車両の所有権、3ヶ月で都道府県に帰属

平成20年6月1日施行の道路交通法等改正の要点を掲載しました。詳細事項又はその他改正事項をお調べの方は、所轄の警察署にお問い合わせ下さい。